見積もりトラブルを防ぐポイント

「下見段階の見積もりでは荷物の容積4立方メートルあたりの価格を提示されたのに、 作業後1週間ほどで届いた請求書を見たら、8立方メートルあたりの価格になっていた」 こういったトラブルが実際にあります。もし作業当日に容積のことがわかっていたら、荷物を減らして価格を下げることもできたのに、 当日は容積について作業員から説明が一言もなかったため、請求書が来てから初めて気がついた――というケースです。

作業前に自分の目で確認

見積もりと実際の請求内容が違う……というトラブルを防ぐためには、作業を始める段階で下見容積と実容積に差が出ないかどうか、 その場で確認することが必要です。また、梱包が終わった段階での最終容積は、トラックに積み込む段階で目視できます 。必ず積み込まれた内容を自分で確かめ、下見段階での容積と違いがないかをチェックしましょう。

船荷証券のコピー提出を求める

海外引越し会社の事後の容積報告を疑問に思った時は、あえて船荷証券のコピーを提出するように求めましょう。 船荷証券は公の書類として容積が記載されているので、これを見れば容積の真実がわかります。船荷証券のコピー提出に応じてくれない会社は、 疑義があるために応じてくれないことも考えられ、信用ならない会社ということになります。

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