海外引越し保険について

輸送期間の長さや積み降ろしの手間などが国内に比べて大きいこと、荷物を小さく作ろうと無理をしがちなことなどから、 海外引越しは国内引越しに比べて事故発生率が大きい（5％程度）と言われています。

海外引越しの保険は、大半の会社において引越し料金とは別（オプション扱い）となっているため任意で加入する必要がありますが、 海外引越しの際は基本的に保険に入ることをおすすめします。もちろん、「割れ物がいっさいなく、送るのは服と本だけ」という場合には 、保険をかけなくてもよいでしょう。引越会社によっては、送る内容によっていろいろな種類の保険を用意しているところもあります。

保険の掛け金は荷物の容積によって決まるのではなく、荷物の価値を自分でつけ、そのつけた価値に対して保険料率（％）を計算することで保険の掛け金が決まります。 小さな荷物でも高価なものがたくさん含まれていることもあれば、荷物は多いが価値の小さなものばかり、というケースもあるためです。

おすすめ保険プランの概要

こちらでは、エコノムーブジャパンでご用意している保険プランの中から、おすすめのプランを3つご紹介します。なお、引越し見積り金額は別料金となっていますのでご了承ください。

ベストプラン	50万円以下の損害であれば、写真を提出するだけで保険金が支払われます。お客様の負担となるわずらわしい明細リスト（Inventry）を提出する必要もありません。
ノーマルプラン	1品1品の品名、数量、金額を申告していただく必要があります（保険専用のリストが必要）。また、損害発生時には見積査定書のほかに写真が必要になります。
エコノミープラン	セルフパックのお客様専用保険です。船の沈没などに限定された保険で、保険料率を低く設定してあります。セルフパック選択時はこのエコノミープランしか適用できません。

おすすめ保険プランの詳細

内容	ベストプラン	ノーマルプラン	エコノミープラン
明細リスト（Inventory）	個々の価額の申告は不要。ただし、1品10万円以上のものについては品名、数量、金額を申告する必要があります。	すべてについて価額申告必要。明細リスト（Inventory）に記載されていない物については保険でカバーされません。	個々の価額は申告する必要がありません。
申告金額	再調達価額	時価額	再調達価額
保険料率	別途お問い合わせ	別途お問い合わせ	別途お問い合わせ
最低保険掛け金	別途お問い合わせ	別途お問い合わせ	別途お問い合わせ
主な保険条件	梱包・開梱作業中を含めたオールリスク	開梱・開梱作業中を含めたオールリスク	船の沈没などの条件に限る
保険適用 除外項目	・自然の消耗、かび、錆、変色、運送の遅延による損害など ・電化製品などで製品自体またはその梱包の外的な損傷がない場合の電気的機械的な故障損害 ・損傷の結果による格落ち損害については責任の範囲外	左記に加え、セット損害原因不明の数量不足など	左記に加え、破損、へこみ損、盗難など
保険証券	発行なし	発行あり	発行なし
保険金請求者	エコノムーブジャパン代行	お客様自身	エコノムーブジャパン代行
損害査定	見込み金額が50万円以下の場合は不要	原則として全件立会調査を実施する必要がある	見込み損害額が50万円以下の場合は不要
損害額査定方法	再調達価額ベース 損害品の再調達価額＋再調達品の輸送にともなって発生した運賃、諸掛、または修理費用を、保険金額（再調達価額×150％）を限度にお支払いします。	時価額ベース 損害品の修理費用を、保険金額（時価額×100％）を限度にお支払いします。	再調達価額ベース 損害品の再調達価額をお支払いします。